大規模案件のプロジェクトマネージャー兼システムエンジニアとして、要件定義から基本設計、プロジェクトのマネジメントまで幅広く携わっています。お客様とのタフな打ち合わせ、外部パートナー様との連携、スケジュールの緻密な管理など、俊敏な対応力を求められる業務も非常に多く、持てる力を余すところなく動員しています。
どんなに優れたWebサービスも、最初は誰かのちょっとした思いつきから始まります。お客様と企画チーム・営業チームがアイデアを編み上げた後、要件を抽出してシステムの骨子を結晶化する作業が私の業務です。具体化する過程では、プロジェクトを実現するためにどのような資源がどれだけ必要で、どれくらいの期間がかかるのか、何が目指すべきゴールなのか、といったことを一つ一つ明確にしていきます。お客様のアイデアを「目に見える」ものにする、そのお手伝いをしています。
Looopsに参加する以前は、大手エネルギー企業の業務アプリケーション開発を行っていました。100名を超えるエンジニアとの共同作業に、比較的全体像が見渡せるポジションから携わっていたのですが、コミュニケーションの齟齬や、意思決定の遅延などの問題が生じていました。こうした組織内の問題に対して、「情報のフラット化」というアプローチによる改善策を探していたのですが、ちょうどその時「Webを通じて情報をソーシャライズ(Socialize)する」というLooopsのサービスビジョンを知りました。「分散型の仕組み」が情報技術にブレイクスルーをもたらすはずだと考えていた私は、このLooopsのビジョンに共通する理念を感じ、Looopsの一員として色々な問題の解決に携わることができればと思い、入社を決めました。
また、大きなプロジェクトでは、お客様との接点も少なく、お客様が何を求められているのか、どのような解決法がご満足につながるのか、といった重要なポイントの把握が難しくなっていました。この点についても、積極的にお客様とコミュニケーションし、お客様のご期待を忠実にプログラムとして具体化してゆくLooopsのスタイルも大変魅力的に映りました。
Looopsは、世の中に新しい何かを生み出そうという気迫が非常に強い組織だと感じます。どのチームも凄まじいエネルギーを発していますね。私の業務は、お客様や営業チームと、開発チームの橋渡しをするという色合いが濃いものですが、お客様のエネルギーとLooopsのエネルギーが融合する場は非常にタフであり、また繊細さが求められる場だと考えています。それだけに、非常に大きなやりがいを感じます。
また、Looopsでは、参加して間もないメンバーでも付加価値のある提言を自発的に行い、プロジェクトに主導的な立場で参加することが当然のこととして求められます。自分の経験を組織にフィードバックし、一緒に成長していけるこの環境は、広告ではよく見かけるキャッチですが、実感できる組織はなかなかありません。
世の中に数多あるITシステムですが、それを求める方々と、実際に作る方々の間には、今も昔も大きな考え方の相違があると感じています。つまり、依頼者は「企業経営に役立つ機能」という視点からシステムを考えるのに対し、開発者は「あるデータの転送」「あるデータの永続化」という「特定の仕組み」と考えるのです。
この視点の違いこそが、「やりたいことがシステムに反映されていない」「仕様を固めなければシステムは作れない」という問答に象徴されるような、システム構築をめぐる問題を引き起こす根本的な原因だと考えています。その視点の違いをきちんと認識した上で、いかにアイデアと技術の橋渡しをうまく行い、多くの方に喜んで頂くことができるか、それが私が将来にわたって取り組みたいミッションです。



